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ブラックジャックの歴史 その起源と発展の軌跡

ポーカー、バカラとともにカジノで大人気を誇るのがブラックジャック。ルールが単純なので運試し感覚ですぐに遊べる一方、ゲームで勝利をつかむには緻密な戦略が求められ、ビギナーから上級者までを虜にする人気ゲームとしてその名が知れ渡っています。

そんなブラックジャック、どのように生まれ、発展してきたのでしょうか。その歴史には、数々のドラマが詰まっています。それではさっそく、ブラックジャックの歴史を振り返ってみましょう!

ブラックジャックの起源は?

ブラックジャックの起源は?

今ではテーブルゲームとしてカジノでは必ず見かけるゲームとなったブラックジャック。カジノ ゲームの花形として、ビギナーから上級者まで幅広く愛されています。そんなブラックジャックは、いつ、どこからやってきたのでしょうか?

その起源には諸説あり、18世紀中盤のフランスだとする説、17世紀初頭のスペインだとする説などが有力です。歴史をたどる時に参照されるのが文献ですが、文献がなければそれ以上さかのぼれないもの。ましてゲームのように文化的なものであれば、発掘などによる調査もできません。「21」を意味するゲーム名が1600年代初頭のスペインの文献に出てくるため、最もさかのぼれるのはこの頃ではないか、というのが有力な説のようです。

カジノ絶頂期

カジノ絶頂期

誕生以来、おそらく庶民の間で親しまれてきたものと思われるブラックジャック。しかしやがてはエリート層、上流階級の間でも娯楽として浸透し、より洗練されたイメージが出来上がっていったようです。

ブラックジャックの起源をたどれる文献がフランス、スペインなどに散在していることから、ヨーロッパで流行していたことは事実とみられます。その後、アメリカへの移住者により海を渡り、さらに普及していきました。

絶頂期の始まりは1930年代。アメリカのネバダ州でギャンブルが合法化されて以来、いよいよ日の目を見ることになります。当時のギャンブルは、会場つまりカジノへの入場にはドレスコードがあり、富裕層しか利用できないような雰囲気だったといわれています。

ブラックジャックというゲームの呼び方は、アメリカで誕生したという説が有力のようです。アメリカに伝わって以来、さまざまなローカルルールが生まれてきましたが、その一つにスペードまたはクラブのジャック(11)とエースでのハンド(21、ブラックジャックの最強ハンド)で勝った場合に付加的にボーナスを進呈するというローカルルールがあったという説がそれっぽく聞こえますね。

しかし実はもう一つの起源説があり、それはゴールドラッシュを求めてやってきた炭鉱夫たちが遊ぶ中で、金が含まれる黒い鉱石からとってつけられたニックネーム、というもの。文化が形成される過程でそうなったと想像することも難しくはない話です。

カジノのカードカウンティングとの戦い

カジノのカードカウンティングとの戦い

ブラックジャックは、52枚1組のカード(デッキ)を複数組合わせて遊ぶのが今日のスタンダードとなっています。

昔は52枚だけなどで遊ばれる場面もあったでしょう。その時にゲームの勝率を圧倒的に高めるのが、カードカウンティングと呼ばれるテクニック。盤面に出たディーラー、プレイヤーすべてのカードを覚えていき、残りのデッキにあるカードを予測するというスキルです。

そんなことできるの?と思う人もいるかもしれませんが、訓練すれば不可能ではないようです。10以上のカードが何枚残っているかを予想することで、勝率が上がります。

カードカウンティングをするプレイヤーはテーブル上のすべてのカードを覚えようとするので、目線がちらつきます。これをディーラーが見つけると、そのプレイヤーは退場させられたり、テーブルのベット上限が抑えられて高額的中できないようにされたり、またはデッキを使い切らないままシャッフルしなおしたりしてしまいます。

カードカウンティングをしているかどうかは、ディーラーが判断するしかありません。カジノ側はこれを放っておくと大損害となるため、ハウスルールで禁止、万が一発覚すれば出禁、としている場合がほとんどです。

史上初のオンラインブラックジャック

史上初のオンラインブラックジャック

ポーカーの場合はテレビ番組で取り上げられるなど興行性があったため、比較的早いうちから独自のオンラインソフトが出回りましたが、ブラックジャックはどちらかというと運、確率要素が強く興行性はなかったため、オンライン版の登場は1990年代中盤以降、オンラインカジノの登場を待つことになります。

オンラインカジノ自体は1996年には営業が開始されており、当時からブラックジャックはビデオ版(RNG版)が流通していました。

まとめ

さあ、ブラックジャックの歴史と今日までの発展はここまで。今では、ブラックジャックはオンラインで、リアルタイムストリーミングでディーラーが進行するゲームが楽しめる時代となっています。

あ、ちなみにオンラインでならカードカウンティングができるのでは?と思う人もいるかもしれませんね。たしかに、カードカウンティングは対面式ではないオンラインでならディーラーに見破られることはないでしょう。しかし、ベット額がいきなり大きくなるなど特有の行動パターンになって現れるのがカードカウンティングなので、カジノ側が禁止してしまえばベットを抑えられたり、カードをシャッフルされたりする、というのは同じです。

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ハルト

著者: ハルト
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東京にある小さなアパートに住むヒキニート。めったに外には出ない。長年の引きこもり生活でプロのゲーマーと化した彼は、圧倒的な洞察力と分析力でオンラインカジノで次々と勝利を手にしている。あらゆる仕組みを極限まで突き詰める、他の追随を許さないギャンブルの達人である。

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